某セミナを受講に出席したところ、「踏襲」「措置」「未曾有」と黒板に書いてあった。これを見てピンときたが、本題に入る前に、麻生首相の「読みまちがい」がネタとして取り上げられた。
報道によれば、この熟語をそれぞれ「ふしゅう」「しょち」「みぞゆう」と読んだらしい。ただの読みまちがいではなくて、実務者としての能力が疑われるレベルである。
講師は「人の振り見て我が振り直せ」という言葉もあるが、知らずに漢字を読みまちがえていることもあるから注意しようと言っていた。一方で「首相がこんなので大丈夫なのか」とも嘆いてもいた。場内には軽い笑いが起きた。ま、「つかみ」はOKというところか。
上の動画は、麻生首相が「河野官房長官の談話を踏襲(ふしゅう)する」と国会で答弁しているものだ。質問者の福島瑞穂もあっけにとられているような…。さすがにやばい。
