退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

舛添氏、「麻生なんて漢字も読めない」と看破していた

以前、麻生首相は漢字の読みまちがいが多いので困ったものだと書いたが、1年以上前に「麻生なんて漢字も読めない」と看破していた人がいた。舛添要一厚労相である。

「週刊文春」2007年11月1日号 (p.158)の「舛添厚労相『3年で年金記録照合』はいつもの大言壮語」という記事だ。さっそく図書館から借りてきた。総裁選に福田康夫氏を支持する理由を問われて、オフレコ懇談に次にように応じたと報じられている。

「やっぱり、成蹊だとか学習院なんかの出身が国のトップを担うのは無理があるってことだ。麻生なんて漢字も読めないじゃないか

東大助教授まで務めたインテリからすれば、このクラスの私大文系がバカに思えるのは仕方ないかもしれないが、公言しなくてもいいのにね。ま、本当に漢字を読めない首相というのもどうかと思うけど。憲政史上初の文盲首相と揶揄する人も少なくないし…。この発言は、「看破」というより、党内で漢字の読みまちがいを頻繁にして、それを身近に目にしてきたと思われる。

いずれにしても、見ていて恥ずかしいから、はやく首相は交代してくれないかな。そもそも、麻生内閣は解散総選挙のための臨時内閣だったはずなのに、いつの間にか居座っているのは困ったものだ。