日曜日の夜、衆院選開票結果をニコニコ生放送でみようと思ったが、あっという間に追い出されたので、TBSラジオを聞きながらインターネットを眺めていた。
大方の予想どおり民主党が大勝したが、単独2/3を占めるところまではいかず、参議院では過半数持っていないので、どちらにしても他党との連立となるのだろう。実質、今回は戦後初めての政権交代なので、今後これまでになかった場面を見ることができると思うと楽しみではある。
さて、今回の選挙で気になった選挙区について少し書いておく。
- 地元(都内某所):私が投票した候補が開票と同時に当確となる。あまりにあっけないので、つまらないと思っていたら、対立候補も比例復活で当選となる。うーん比例復活は納得できない。重複立候補は禁止してほしい。
- 石川2区:森喜朗・元総理の選挙区。ひょんなことから森氏に握手してもらったことがあるので気になっていたし、対立候補の田中美絵子氏が美人さんなのも注目の理由だ。かなりの接戦で楽しめた。結局森氏が辛勝したが、小選挙区で落選した田中も比例復活していた。また比例復活かよ。
- 北海道11区:中川昭一氏の選挙区。中川(酒)と揶揄されるほど国内外に醜態をさらした人。案の定、民主候補に大差で敗れる。よもや、また比例復活かと思いきや、惨敗率が低く復活できず。まあ欧米なら政治生命が終わっているのにもかかわらず出馬する勇気だけは評価したい。
- 神奈川11区:小泉純一郎・元総理の子息である小泉進次郎氏の選挙区。世襲批判も関係なくあっさり当選。最近読んだ上杉隆『世襲議員のからくり』にも、結局は国民次第だというようなことが書いてあったが…。まあ意外と大物かもしれないから、しばらく生暖かく見守ってみようかと。
- 静岡7区:郵政選挙で落選していた城内実氏の選挙区。今回、城内氏は大勝して、当時刺客だった片山さつき氏は落選。今回の転換点を象徴するような結果だ。なにやら城内氏からはすごいオーラを感じる。すごく気になる政治家である。平沼グループのメンバーとのことだが、いい仕事をしてほしいものだ。
今後、いろいろと目が離せない政治イベントが続くだろうから、やじうまとしては楽しみではある。