退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(1981)

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》」(1981年,スティーヴン・スピルバーグ)を、DVDで鑑賞。理由もなく無性に見たくなったので借りてきた。

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [DVD]

シリーズ第1作。原題はRaiders of the Lost Arkで、公開当時は邦題にもインディ・ジョーンズの名が付けられず、「レイダース・失われたアーク」とされた。タイトルがわかりにくかったせいか興行成績も芳しくなかったらしい。

なんといっても、10分程度の遺跡でのオープニングは映画史上に残る名シーン。石球に追われるシーンはあまりにも有名。当時の映像技術が未成熟だったせいか、なんでもCGでやっつけてしまわないところが却って奏功している。愛すべき80年代の冒険映画。

最後は結局、ヒーローの力量や行動とは関係なく超常現象でカタが付くのはいつものこと。ヒーロー物としてはやや物足りない気もする。それにしても、ハリソン・フォードが若い。