先日、文化の日のためか近所でクラッシック音楽を聞く催しがいくつかあり、せっかくなので聞きに出かけた。
その中でちょっと発見があったのでシェアしたい。
「バッハのメヌエット」として親しまれている有名な楽曲が、実はクリスティアン・ペツォールト(Christian Petzold)の作ということである。ヨハン・ゼバスティアン・バッハが、真の作曲者のペツォールトの名を伏せて自分の作品集に収めて発表したためである。
後世の研究により、ペツォールト作だということが定説となっている。演奏会で聞いたのは、上のト長調(BWV Anh. 114)だったが、下のト短調(BWV Anh. 115)も同様にペツォールト作とのこと。知らなかった。
演奏会は、地域のピアノの先生やその門下生が演奏する程度の気軽なものだったが、生の楽器の音はいいものだし、このように新しい気づきもあるので侮れない。