長年使ってきたシュレッダーが突然動かなくなった。相当ながく使ってきたが、ついに天寿を全うしたようだ。念のためメーカーのサイトをチェックすると、すでにサポート終了になっていた。
そこで新しいシュレッダーを調達することにした。これまで使ってきたシュレッダーがフェローズ(Fellowes)製だったので、今回もフェローズ製を選ぶことにした。アメリカのメーカーらしいが、従来機に耐久性があったので信頼することにした。
いろいろ検討して選んだのは、こちらの8MCというモデル。
以下、しばらく使ってみて気がついたことをメモしておく。
マイクロカット
従来機は細断クロスカットという長細い標準的な細断サイズだったが、今回はマイクロカットという「極小細断サイズ」である。とにかく細かい。
映画でシュレッダーで細断されたゴミを集めて書類を復元するシーンを見たことがあるが、私はそれほどの機密文書を扱っているわけじゃないので、セキュリティの点ではマイクロカットである必要はなかった。
それでもマイクロカットだとゴミが圧縮されるので、ゴミを捨てる頻度が減るし、ゴミ袋にも多くの細断片を捨てることができるはずだ。どれだけの差があるかわからないが、気分の問題である。
ただし、いったんゴミが散らかると細かいだけに処理すのが大変だというデメリットはある。
カッター分離型
従来機では、引き出し(トレイ)にゴミがたまる構造だった。これが本当にダメ。引き出しを取り出すと必ずというほどゴミが散らかる。致命的な欠点だった。
新機種ではカッター部がゴミ箱に上に乗っていて分離できる構造になっている。これならば引き出しがなく、ゴミが散らかる心配がない。家庭用の小型のシュレッダーは、このタイプがオススメ。従来機の欠点が解決されて、このことが、買い替えていちばんうれしい。
オーバーヒートのランプ有り
従来機はLEDなどが一切なく、オーバーヒート状態になっても外観からはわからなかった。しばらく放置すると回復することもあったが、なんとも頼りない。新機種にはLEDが付いており、状態を表示できるようになった。あって当たり前という気もするが、LEDがついて安心感が増した。
まとめ
いまのところ好調。肝心なのは耐久性だが、こればかりは今後使っていかないとわからない。
シュレッダーなんてそうそう買い換える機会はないが、いざ買い換えるとなるとこれまでの経験が活かせることがわかった。会社に設置されている業務用とちがって、処理する書類はほんのわずかだが必要なものは必要である。
シュレッダーなんて要らない、紙の書類のない世界がはやく来ればと願うばかりだが当面は無理だろう。やれやれ。