Adobeが2020年12月31日にFlash Playerのサポートを終了することに伴い、MicrosoftもFlashを完全に排除することは既定路線である。ついにWindowsの各バージョンでAdobe Flash Playerの削除を行なう更新プログラムが公開された。
一世を風靡した技術であるFlash終了まで、あと2か月を残すのみ。個人的には思い出があるFlashが終了することに一抹のさみしさもあるが、これも世の流れだ。
スティーブ・ジョブズが存命のころ、Macの不具合の多くがFlashの問題であることに怒っていた話はあまりに有名だ。実際Flashは技術的は不完全であり、セキュリティの脆弱性の問題もたびたび持ち上がり管理者たちの頭を悩ませていた。
いまや私がFlashを使っているのは「ニコニコ実況」ぐらいになったが、ベンダー各社がFlash終了に向けて計画的に移行作業を進めていが、「ニコニコ実況」についてはいまなお音沙汰なし。こうした対応の誠実さこそが、企業文化の反映といえるのではないか。