TBSラジオは6月6日、放送済みのラジオ番組のポッドキャスト配信を30日で終了すると発表した。コンテンツ配信は続けるが、ストリーミング型の新サービス「TBSラジオクラウド」に移行するとのこと。
私は、TBSラジオだけではないが、ラジオ番組をポッドキャストを聞くのが日常になっているのでかなりショック。TBSラジオのポッドキャスト配信が始まったのは2005年10月というから、10年以上の歴史があることになる。長い付き合いだ。
ポッドキャストのいいところはワンストップであること。ポッドキャストのアプリから局を横断したコンテンツにアクセスできる利便性である。これがラジオ局ごとに別のアプリを使うとなるとすこぶる使い勝手が悪い。
終了の理由は、ポッドキャストではマネタイズできないのでコスト負担ができない、ということらしい。金の切れ目が縁の切れ目ということか。
新サービス「TBSラジオクラウド」がどんなものかわからないが、ユーザーの属性に合わせて音声広告を番組中に配信する手法が導入されるとのこと。お手並み拝見だ。