ニコ生に『宇宙刑事シャイダー』(1984-85年)でアニー役を演じていた森永奈緒美が出ていました。11月に発売される東映Vシネマ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION 焼結編』のプロモーション番組です。本作でもアニー役として出演しています。オリジナルの放送から30年ぶりとなりますが、こんなところで再会できるとは感無量です。
『宇宙刑事シャイダー』とは
『宇宙刑事シャイダー』は、『宇宙刑事ギャバン』、『宇宙刑事シャリバン』と続く「宇宙刑事」三部作の第3弾。宇宙刑事の沢村大(円谷浩)が「焼結」(変身みたいなもの)してブルーのコンバットスーツに身を包み、シャイダーとなって全宇宙征服を企む不思議界フーマと戦うというストーリー。アニー(森永奈緒美)はシャイダーをサポートするパートナーです。彼女は女優業を長く離れていたので、本作で久しぶりの復帰となります。
「宇宙刑事」シリーズの前作二作の主演はアクション経験者でしたが、円谷はアクションに不慣れだったため、生身でのアクションシーンは厳しかったのか、すぐに焼結してしまいます。それを補うためか、ジャパン・アクション・クラブ(JAC)出身の森永奈緒美に多くのアクションシーンが割り当てられています。見せパンとはいえ、パンチラ全開での本格的アクションは子供だけでなくオトナのファンも獲得したものです。コスチュームはこんな感じです。
プロモーション番組では
今回のプロモーション番組では、『宇宙刑事シャリバン』の主演・渡洋史とともに登場しました。二人はJACで同期だったとのこと。JACでトレーニングしていた当時のエピソードを披露していました。いいものを見ました。ちなみに森永が白衣みたいな衣装だったのは、「アニーはフーマを倒したあと考古学の勉強でエジプトに渡り、そこで医療に目覚め、いまは地球で女医をしている」という設定らしいです。なんでもありですね。
さて、『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION 焼結編』の予告編を見た印象です。極真空手の経験者である川本まゆが、アニーを彷彿させるコスチュームでパートナー役を演じていて、蹴りなどは本格的なのですが、見せパンが白でない時点で0点です。パンチラも規制されるご時世なのかもしれません。寒い時代だとは思わんか。