1月に「図書館がセルフレジ化していた!」で紹介した中央区立図書館に行くと、従来のバーコードリーダに並んでFelicaリーダが設置されていました。
何に使うのだろう思いましたが、Felicaを利用者カードとして使えるようになったとのこと。Felicaとは、非接触型のICカードのための通信技術でSuica/PASMOなどの交通系のカードやおサイフケータイで利用されています。
利用者のFelicaを図書館のアカウントと紐付けることで、図書館の利用カードの代わりに使えるようになりました。利用カードを忘れることはあっても、定期券を忘れる人はいないだろうから便利かもしれませんね。
セキュリティは心配ですが、図書館によれば「図書館システムへ登録するデータは、個々のFeliCaの識別ID(個人情報を含まないもの)のみです。また、FeliCaへの書き込みは、一切行いません」と言っています。
これを信用しないわけではありあせんが、個人的には必要を感じないし、ちょっと怖い気もするので私は利用しません。一方で便利だと感じる人もいるかもしれません。
またこうした限定的な用途にわざわざカードリーダーを追加する必要があるのかしらと思いますが、今後Felica使った新しいサービスを開始する予定があるのかもしれません。マイナンバー制度との関連も気になるところです。