先日、六本木の国立新美術館で開催されている「ルノワール展」に行ってきました。
当日、たまたま肌寒く氷雨が降る悪天候だったせいか、会場はほどほどの混み具合だったのでゆっくり鑑賞できました。
数多くの作品が展示されていましたが、「団扇を持つ若い女」「レースの帽子の少女」といった、かわいい女性の絵に注目が集まってました。やはり静物と女性画がルノワールの魅力ですね。
ルノワールの略歴を見てみると、生前からフランス政府が絵画を買い取るなど、既に社会から高い評価を受けていて、リア充だったことがわかります。作品からも私生活を幸福に過ごしていたことが伝わってくるようです。
このところ展覧会は終了間近に出かけて混雑に巻き込まれて辟易することが続いていましたが、今回はその轍を踏まず回避できました。会期は4月5日まで。