退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

放置自転車を駆逐できるか (その1)

昨年夏頃だっただろうか、「某駅前の放置自転車が酷すぎる」とネット上に掲載されて、少し話題になった。確かに目に余るほどのありさまで歩行者の通行にも支障が出るほどだった。さすがに近くを通るとき辟易していた。行政の無策ぶりに対しても、改善要求が寄せられていたとも聞いた。

これが契機になったか定かではないが、ついに行政が動いた。年度末に向けて、有料の自転車置き場が急ピッチで設置され、新年度から運用が開始されることになった。この自転車置き場には2種類ある。

1つは、電磁ロック付きで料金支払機でロックを解除するタイプだ。これは一時利用に供される。もう1つは、ロックはかからないが、一台ずつ整然と駐輪できるようになっているタイプだ。こちらは、月ぎめの定期利用の自転車に使われる。下の写真を参照してほしい。


運用ルールで面白いと思ったのは、不正に駐輪している自転車は、電磁ロック付きの自転車置き場へ強制的に移動するというものだ。これで実質上、通勤通学に使う自転車は規制区域からなくすことが期待できそうだ。

いよいよ運用開始となるが、駅前が少しは清潔になるか注目したい。