シネマ・ロサで「K-20 怪人二十面相・伝」(2008年、佐藤嗣麻子)を観る。幼少期、ポプラ社版「少年探偵団シリーズ」を熱心に読んでいたので、否応にも期待が高まっていたが結構楽しめた。及第。
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第2次世界大戦を回避した日本の架空の都市・帝都が舞台、時は1949年。「三丁目の夕日」での東京の街並みには、なんとなく違和感があったが、今回は、パラレルワールドという設定なので文句はない。しかし世界情勢や政治体制がいっさい語られないので、その点ではリアリティには欠けるが…。
まあ深いことを考えずに、冒険活劇として楽しめばよいのだろう。金城武のアクションは文句なしにカッコいいし、VFXを駆使した舞台装置もすばらしい。日本でも、ハリウッドもどきのエンターテインメント映画が製作されるようになったということだろうか。
個人的には、お嬢様言葉を遣う松たかこは、チョイ萌えだった。続編を期待したいけれど、明智小五郎がいなくなってどうするのか。実は生き延びていたとか…。
あと、やっぱり小林少年役は三輪ひとみがよかったな、と思ったりした。