タイトルはキャッチィでうまい。だが期待していた米国のFICOスコアの説明は、基本的な範囲に留まっていたのは残念。もっと切り込んでほしかった。
- 作者: 岩田昭男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/11
- メディア: 新書
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
とくに「クレジットカード」対「電子マネー」という切り口は面白く読んだ。
本書にあるような、就職面接で保有しているクレジットカードで採用が決まるというのは笑い話だろうが、米国で起きたことは日本でも起きるというのは、あらゆる分野で当てはまってきてので、今後、日本もある程度は信用格差社会となるのだろう。
プラチナカードで得られるようなサービスにはあまり興味はないが、信用力でローン金利が変わるとなると、オチオチとしていられない。
信用社会の到来に備えて、クレジットカードの選択や使い方を再検討する時期かもしれない。ポイントとかマイルだけで選んでいてはダメということか。