東京最後の地下鉄と言われる「副都心線」を特集しているだけあって、さすがに力は入っている。そのなかで面白かったのは、森永卓郎と三善里沙子の対談である。異色の取り合わせだ。以前、三善の『中央線なヒト―沿線文化人類学』に触発されて、荻窪に転居したことがあったこともあり愉しく読んだ。あぁ「江戸の魔界を走るオカルト列車」というフレーズは懐かしいな。
この対談では都心が西へ西へと移動していると言っている。そうなると地盤沈下が始まっている東側に住みやすい街をさがしてみるというのもアリかなと思った。過去の資産が残っていてお買い得な地域があるかもしれない。
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