退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

オープンキャンパス花盛り

オープンキャンパスの季節である。先日乗った都営新宿線では一両まるごと「オープンキャンパス」の広告だった。少子化の時代、どの大学も苦労が多そうだ。

私の周辺でも某Fランク大学がキャンパスを開設するらしく、区の広報誌にも記事が組まれていた。オープンキャンパスに紛れ込んで中を見学できないかなと思ったが、その大学では、オープンキャンパスに参加するには事前予約が必要で、集合時刻まで指定されている。残念ながら、ぶらりと行って自由に見学できないようだ。

以前、ある大学関係者と話をしたら、大学によってはオープンキャンパスで、在校生が受験生やその両親と接触するのを極力避けているのだという。端的に言えば、人様の前に出せるレベルではないということらしい。そうなると教職員がすべて対応することになり、大変なのだとぼやいていた。オープンキャンパスでは、学生の関与の程度も観察するといいかもしれない。