退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

さよなら「TOHOシネマズ 日劇 」

「TOHOシネマズ 日劇 」は、2018年2月4日(日)をもって閉館します。そこで『さよなら日劇ラストショウ』という特別上映会イベントに行ってきました。最後に鑑賞したのは、ハリウッド大作の『タイタニック』(1997年)です。

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日劇ラストショウ」のポスター

このニュースを聞いたとき有楽町マリオンを建て替えるのかと思いましたが、そうではないようです。新しく日比谷にできるシネコンに映画館の営業を引き継ぐようです。日劇跡地はどう活用するのでしょうか。さみしいですね。

日劇の歴史を振り返ると、1933年に「日本劇場」としてオープンし、1981年2月に閉館。その後、有楽町マリオンの開業とともに1984年「日本劇場」「日劇東宝」「日劇プラザ」の3館の劇場として再オープンして以来、2009年に「TOHOシネマズ 日劇」と館名を変えながら、85年にわたり営業してきた歴史のある劇場です。

この映画館は名前だけはシネコンですが、昔ながらの1スクリーンずつに分かれている映画館で、シートも心持ち小さいような気がします。それでも内装は立派で、二階席にあがる階段のある構造は格調があります。

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「TOHOシネマズ 日劇」の二階席への階段(階段がよくわかるように画像を明るく補正)

これで古いスタイルの大型映画館は都内から姿を消したように思います。思いつくままに閉館した大型映画館を挙げてみます。いずれも定員1000席規模でした。

もうこのような大型映画館がつくられることはないでしょう。シネコンとはひと味違ったプレミアム感があったのですが残念です。昭和がまた遠くなりました。

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「TOHOシネマズ 日劇 」の座席

余談ですが、「ラストショウ」なのでクリアファイルぐらいもらえるかなと期待してましたが、何ももらえませんでした(がっかり)。東宝にとって85年間の重みとはいったい……。ちゃっかり関連グッズをつくって売っていました。商魂たくましいですね(笑)。

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日劇ラストショウ」関連グッズ