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退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ジューシィ・フルーツのベスト盤「MOBIUS GAME」を聞いてみた

音楽

ジューシィ・フルーツは80年代に活動した4人組(女性1人、男性3人)のバンド。デビュー曲「ジェニーはご機嫌ななめ」(1980年)がスマッシュヒットし、女性ボーカル・イリアのファルセットによる歌唱が注目を集めた。デビュー曲がヒットしたので一発屋と思われがちだが、演奏技術が高く好きなバンドだった。イリアが美人でギターが上手いのがツボだった。

このベストアルバム「MOBIUS GAME」は、解散後にレコード会社がテキトーに出したベスト盤ではなく、1983年、バンドの活動中にリリースされている。ちなみに、ジューシィ・フルーツは翌年1984年に解散している。

メビウス・ゲーム

楽曲は既に聞いたことがあるものばかりだったが、アルバム「27分の恋」にも収録されているマナの「TOKIO通信」のカバーがとてもよかった。筒美京平先生の知る人ぞ知る名曲である。この曲を聞くとぜひカバーアルバムを残してほしかったと改めて思った。

またオリジナルがリリースされた当時は、LP時代だったので縦横30センチメートルの大きなジャケットでいろいろお遊びができたが、このベスト盤でもジャケットが「すごろく」(人生ゲーム?)になっていた。

今回手にしたのは、日本コロンビアのオンデマンドCDにより再発売されたCDだったが、さすがに「すごろく」は再現できなかった模様。すごろくの内側だけがCDジャケットになっていて、当時とは違ったデザインになっている。これは仕方ないだろう。

だがCDケースの裏面も白い紙にアーティスト名、アルバム名、曲目などが事務的に羅列されているだけで味気ない。この時代に配信ではなくCDで出すのならば、こうした点も配慮してほしいものである。

CDを聞いていて気分が盛り上がってきたので、ジューシィ・フルーツiTunes大人買いだと思ったが販売されていない。同じことを以前にも書いたような気もするが改善されていないようだ。残念。

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