退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

iTunesデータの移行(予行演習)

Mac導入に備えて、iTunesデータの移行の予行演習をしました。備えあれば憂いなし。今回はWindows XPからWindows 7への移行です。念のため作業メモを残しておきます。

外付けハードディスク・ドライブの準備

今回はポータブル・ハード・ドライブを使って、ホームディレクトリの下にあるiTunesフォルダ以下のデータをそっくりコピーすることにしました

まずは、Macでも扱えるようにハード・ドライブをexFATファイルシステムでフォーマットします。Windows 7搭載のPCでフォーマットを開始しましたが亀のように遅い……。仕方ないのでフォーマット中のまま就寝。翌朝確認するとフォーマットは終了してました。

しかしXPでファイルシステムを認識しません。調べてみると、exFATをサポートするためのXP用の更新プログラム(KB955704)がありました。さっそくインストールすると、exFATファイルシステムが認識されました。

iTunesデータの準備

まず、両方のPCのiTunesを最新バージョンに更新しておきます。紛れをなくすためです。

それから、移動元のPCでiTunesで管理していた各種データをすべてiTunesフォルダに集める作業をします。iTunesの言語環境は英語で使ってますのであしからず。

  1. iTunesのメニューの[Edit]→[Advanced Preferences]にある「Keep iTunes Media folder organized」にチェックを入れる。
  2. iTunesのメニューの[File]→[Library]から「Organize Library」を選び、「Consolidate files」にチェックを入れてOKを押す。

iTunesフォルダを丸ごと移動

あらかじめ準備しておいたポータブル・ハードディスク・ドライブを使って、PC間でiTunesフォルダを移動します。移動元PCからポータブル・ハード・ドライブにiTunesフォルダをコピーし、移動先のPCにドライブを接続し直してから、今度はポータブル・ハード・ドライブから移動先のPCコピーします。データサイズにも依りますが時間がかかるので時間の余裕のあるときに作業しましょう。

iTunesの起動・確認

移動先のPCでiTunesを起動します。今回はiTunesフォルダの位置はデフォルトのままなので、そのまま起動すればいいでしょう。ライブラリを他の場所にしたい場合は、シフトキーを押しながらiTunesを起動してライブラリに位置を指定してください。

これで終了です。某RDBMみたいにデータをエクスポートして1つのファイルにまとめられればいいのですが、そのあたりはあまり考えられてないですね。もっとエレガントな方法がありそうな気もしますが、まあいいことにしましょう。

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photo by Jory™