退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「Dororonえん魔くん メ〜ラめら 昭和ヒットスタジオ」に見た声優のスゴさ!

永井豪原作「ドロロンえん魔くん」が、深夜アニメ「Dororonえん魔くんメ~ラめら」としてリメイクされたのは2011年。このアニメの時代設定は、ざっくり1970年代を中心とした「昭和時代」だった。この時代設定を活かし、豪華声優陣が役になりきって昭和の名曲の数々をカバーするという大盤振る舞いの企画CDがこれ!

とにかくキャストがやたらに豪華で、ギャラも半端ないだろうなと思われる。カバーされた楽曲は次のとおりだが、最後のトラックをなぜボカスカジャンが歌っているのかは謎。

  1. 老人と子供のポルカ/雪子姫 (能登麻美子) & ハルミ (川澄綾子)
  2. ふりむかないで/ハルミ (川澄綾子)
  3. 燃えろいい女/えん魔 (山口勝平)
  4. ハチのムサシは死んだのさ/艶靡ちゃん (宍戸留美)
  5. 時代/雪子姫 (能登麻美子) & ハルミ (川澄綾子)
  6. 学生街の喫茶店/ちィ子先生 (井上喜久子)
  7. えん魔のほんとにほんとにご苦労さん/えん魔 (山口勝平), カパエル (子安武人), シャッポじい (稲葉実)
  8. ふれあい/カパエル (子安武人)
  9. 青い果実/艶靡ちゃん (宍戸留美)
  10. また逢う日まで/雪子姫 (能登麻美子) & ハルミ (川澄綾子)
  11. ふりむかないで/ポカスカジャン

このなかでは「ハチのムサシは死んだのさ」(宍戸留美)、「えん魔のほんとにほんとにご苦労さん」(山口勝平子安武人稲葉実)が気に入りました。

ただのカラオケ大会にならずに、ちゃんと役になってきって歌っているのはさすが。声優たちの本気を感じられる一枚。オススメです。