少し前になるが早稲田松竹で「ゴールデンスランバー」(2010年、中村義洋)を観た。伊坂幸太郎のベストセラー小説の映画化。予告編を観て面白そうなので期待して映画館に出かける。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2010/08/06
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舞台はなぜか仙台。首相暗殺事件に理不尽に巻き込まれた主人公の逃亡劇。長尺だが、精緻で伏線たっぷりのサスペンスとして面白いが、映画的至福はあまり感じられない。
役者陣はなんといっても堺雅人。どこか笑っているような不思議な表情がすごい。ただ彼を支える同級生役の演技はそれに応えていないような気もする。他には出番は少ないが伊東四朗が印象に残る。