退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

都庁展望室に上ってみた

用事で近くまで行ったので、都庁展望室に上ってみた。建物の構造上、南北2つの展望室があるが、いつもどちらに行くか迷う。

専用エレベータに乗る前に簡単な持ち物検査があった。テロ対策だろうか。こんな検査は意味ないよなと思いながらも展望室に到着する。地上200メートル。ちょっと「もや」がかかっていて、期待ほど見晴らしがよくなくて残念。

外国人や地方から人も多いようだったが、それほど混雑していなかった。外国からわざわざこの暑い時期に来なくてもいいのにと思ったが。

展望室でも「オリンピック誘致」に向けてパワー全開だ。ポスターが貼られているのはもちろん、北京オリンピックの日本人選手団の成績を紹介するパネルに混じって、誘致のためのアピールが当然のようにあった。ま、絶好の機会と思っているのだろうけど、正直ウザイ。

窓から「モード学園コクーンタワー」が見えた。展望室からは見下ろす感じとなる。斬新なデザインで目を惹くが、もうすこし高くないと目立たないなと思ったが、それでも地上50階だそうだ。周りのビル群に圧倒されている。「コクーン」ということは、「繭」がモチーフなのかな。