退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2022-03-02から1日間の記事一覧

【映画感想】『生きる』(1952) / 黒澤明監督の「超」名作。タイトルが秀逸

ふと思い立ち、映画の古典をちびちび見直している。その一環として、巨匠・黒澤明監督の名作『生きる』(1952年)を鑑賞。ちょうど70年前の映画である。生きる志村喬Amazon市役所に長年務めてきた市民課長の渡辺(志村喬)は、ある日、胃がんで余命宣告を受け…