退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

文學界2007年12月号が大人気

毎月、図書館から「文學界」を借り出して、連載などを拾い読みしていたが、2007年12月号がずっと貸出中だ。いつもなら予約しなくて書架から簡単に入手(人気がないともいう)できるのだが…。

この号には芥川賞受賞作の川上未映子『乳と卵』が掲載されていたので、人気が集中したようだ。週末、早稲田駅近くの書店で『乳と卵』(isbn:4163270108)の単行本が、POP付きで平積みされていたのを見かけた。このポップには、受賞時に撮ったらしい川上と桜庭一樹(直木賞)が並んでいる写真が使われていたが、その写真で桜庭は単行本を手にしていたが、川上は「文學界」誌を手にしていた。単行本化が遅れたのだろうか。

そうしたわけで今回は予約することにした。2週間ぐらいで順番がまわってくるだろう。

文学界 2007年 12月号 [雑誌]

文学界 2007年 12月号 [雑誌]