退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

北海道新幹線(新青森―新函館北斗)4時間切れず

来年3月に開業予定の北海道新幹線新青森新函館北斗)について、東京−新函館北斗の最短所要時間が4時間2分はとされ、目安とされていた4時間を当面切れないことが明らかになりました。

JR北海道JR東日本は3日、来年3月26日開業の北海道新幹線新青森新函館北斗)について、東京−新函館北斗間の最速列車の所要時間を4時間2分とすると発表した。沿線自治体や経済界は4時間未満での運行を要望していたが、安全確保を優先した。詳しいダイヤは18日に発表される。
Source: 毎日新聞 (2015/12/03)

mainichi.jp

なぜ所要時間を短縮できないのかもう少し詳しく知りたいと思って調べていると、面白い記事がありました。

www.asahi.com

この記事によると、青函トンネルを含む約82キロの減速走行区間が設定されていて、この区間は新幹線と貨物列車が同じ線路を走る共用区間となっているためのようです。

 北海道新幹線は15年度末にまず新函館(仮称)―新青森約149キロが開業する。青函トンネルを含む約82キロで速度を落とすのは、この区間が日本で初めて新幹線と貨物列車が同じ線路を走る共用区間のためだ。青函トンネルで高速の新幹線と貨物列車がすれ違うと、風圧で貨物列車のコンテナがへこむなどの問題が起きる恐れがある。そこで国は、最高時速260キロの新幹線を共用区間では在来線特急並みの時速140キロに減速して走らせる方針だ。
Source: 朝日新聞 (2014/01/20)

さらにこの記事では、国の試算によれば共用区間を最高速度の時速260キロで走った場合、新函館―東京間は新青森での停車時間を含め最短3時間39分になり、「4時間の壁」を破ることができるとしている。

これまでは従来線と並行して新幹線を敷設してきたためこうしたことは起こらなかったのでしょうが、青函トンネルボトルネックになっているようです。北海道新幹線ならでの制約です。

観光客誘致にとって「所要時間3時間台」というコピーがどのくらい訴求力があるのかわかりませんが、地元としてはやはりショックでしょう。それでも安全のためと言われると「ぐぬぬ」と言うしかありませんね。

将来的には、新幹線と貨物列車の時間帯を分けることで高速化を図る案もあるようですが、そもそもそこまでするほど需要があるかも疑問です。まあ赤字路線にならないことを祈りたいと思います。

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