退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「キック・アス」2本立て

少し前に目黒シネマで「キック・アス」2本立てを上映してので見てきました。『キック・アス』(原題:Kick-Ass)と『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(原題: Kick-Ass 2)の2本。どちらもR15指定のヘンな映画です。

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キック・アス』(2010)

スーパーヒーローに憧れるオタク少年・デイヴは(アーロン・ジョンソン)がタイトルロールですが、やはり注目はヒット・ガールことミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)です。父親ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が、自分を冤罪に陥れ、母親を自殺に置きこんた犯罪組織と対決するために娘・ミンディに戦闘技術を叩き込むみ、父娘でヒーローとして活動しながら復讐を続けるという設定です。

まず汚い言葉を連発するミンディ(日本の中学生ぐらいかな)が素敵です。いちばん気に入ったシーンは、ロックのBGMに乗って、ゲルググが使用するような両端に刃があるナギナギを振り回し悪者たちを惨殺していくシーン。さすがR15指定です。バイオレンス描写を弱めて大衆迎合する気がない潔さが素敵。

デイヴがつるんでいたオタク三人組も好きだったのですが、次作では目立たなくなって残念です。


Kick-Ass - Trailer - YouTube

キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2013)

前作から3年後が描かれます。父の死後、ミンディは父の親友に引き取られるが普通の女子高校生としての生活に飽き足りず、再びヒーローとして活動を始めます。その頃、前作で壊滅させた犯罪組織のボスの息子・レッド・ミストが、キック・アスたちを逆恨みして世界から悪人を集め悪の組織「マザー・ファッカー」をつくり悪事を重ねます。

一方、デイブは、SNSで知り合った自警団「ジャスティス・フォーエバー」の一員として活躍するが、「マザー・ファッカー」との対立が鮮明になり自警団のリーダーが犠牲になります。紆余曲折のすえ、「ジャスティス・フォーエバー」と「マザー・ファッカー」は大人数同士で激突し、そのなかでキック・アスとヒット・ガールが活躍するという話です。前作に比べると大味な仕上がりです。

一番心配だったのは、成長したヒット・ガールが魅力を失ってしまのではないかというものでしたが問題ありません。もともと美人ですし、紫のバイクに乗って疾走するシーンは文句なしにカッコイイ。次作があれば、ぜひお色気路線を期待したいですが、まだ気が早すぎるでしょうか。

キック・アス ジャスティス・フォーエバー [Blu-ray]

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Kick-Ass 2 - Final Trailer - YouTube

2本とも、ちょっとヘンな映画を見たい人向けです。特に第1作は強烈にオススメします。