退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

洗濯機を買い替えて進歩を感じた点

少し前に洗濯機を買い替えた。

10年ぐらい働いてくれた洗濯機だったが、さすがにこれ以上は無理かという状態になったので買い替えることにした。洗濯機にはまったく疎かったが、量販店でいろいろ話を聞くと「ドラム式」と「縦型」に大きく分かれるらしい。

「ドラム式」はミニマリストのしぶさんが推していたタイプ。天気を気にせずに洗濯から乾燥までおまかせできるスグレモノ。これがいまのトレンドらしい。

パナソニック ななめドラム洗濯乾燥 12kg 左開き マットホワイト NA-LX125AL-W

しかし「ドラム式」は結構高いし、自分で洗濯物を干すことに抵抗がなかったので、従来どおり「縦型」を購入することにした。

パナソニック 全自動洗濯機 6kg ニュアンスベージュ NA-F60B15-C ビッグウェーブ洗浄

店員さんにいろいろと話を訊いたところ、「このクラスはどのメーカーもいっしょですよ」という気のない返事。もう円熟している分野なのかと思いながら、適当なやつを選んで購入した。

選んだのはパナソニック製の洗濯機だが、とくにこだわりがあったわけではない。納期と値引きで選んだだけだが、設置後、ちゃんと動作した。他のモデルと比較できるわけでもないが、こんなものだろう。

ただひとつこれまで使っていた洗濯機から劇的に進歩した点があった。それは「糸くずフィルター」である。従来はネット製だったのだが、今回はフィルターが洗濯槽に組み込まれていた。

これまではネットが汚れてどうしようもなかったし、糸くずを捨てるのもやりにくかった。しかし今回購入した洗濯機では実に簡単に糸くずを捨てることができるし、フィルターがプラスチック製なので清潔である。

洗濯機のようなコモディティでも進化するんだなと感心した。