政府は、緊急事態宣言の対象地域に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加し、期間は今月20日から来月12日までとすることを決定した。
これにより、わが東京の「緊急事態宣言」は9月12日まで延長されることになった。もう打つ手なしというところか。
何度目か覚えてないが、17日に恒例の菅総理大臣の記者会見が行われたが相変わらず冴えない。記者との質疑応答で、中国新聞の記者に「棒読み」を指摘されたのはちょっと面白かった。用意した原稿を読むだけで、質問に答えてない場面が多すぎるのだ。これが日本の政治リーダーだと思うとちょっと怖い。
あと単純に言い間違いだろうが、「感染拡大を最優先にしながら考えたい」というに至ってはもうね……。
今回、唯一よかったと思ったのは、延長の決定は早かったこと。期限の2週間に延長を決めたのは、これまでになかったことだ。いつも週末ギリギリで延長を発表していた、こちらはウンザリしていたが、その点だけは評価したい。
しかし裏返せば、2週間で事態が好転する要素が乏しいとも言える。いつまで続くのだろうか。ケセラセラ〜。