予想どおりApple EventでiPhone 12の新モデルが発表されました。今回は発表されたのは、次の4機種。
4種類もあってややこしいが、詳細はどこかのまとめサイトでも参照してください。ここではざっかり新モデル発表で思ったことを列挙します。
5G対応
今回発表されたモデルの全機種が5Gに対応しました。しかしアメリカでは5Gの本命とされるミリ波(mmWave)に対応していますが、日本ではsub6だけの対応です。これでは5Gとは言えず、「なんちゃっと5G」対応ぐらいでしょうか。
日本でのインフラ整備はこれからで、東京でも5Gエリアはとても狭く、幅広いユーザがメリットを感じるまではまだまだのようです。したがって端末が5G対応になっても、現状ではほとんどメリットが感じられません。これなら旧モデルでもいいのかも。
日本のインフラ整備が諸外国に比べて遅れているのかわかりませんが、あわてて5G端末を導入する必要はなさそうです。
Lightning端子の継続
以前から「まだLightningなのかよ!」という嘆きが聞こえてきます。新モデル発表するたびに、今度こそUSB Type-Cになってほしいという要望で盛り上がりますが、今回もLightning継続でした。
EUにも怒られていたのに、頑なにLIghtningにこだわるAppleの真意はどこにあるのか聞いてみたいものです。
個人的にはLightningの手持ちの資産がまだ使えるので安心という面もありますが、そろそろUSB Type-Cでまとめてほしいものです。
指紋認証なし
現在コロナ禍のなかマスクを着用を強いられています。そんななか顔認証のFaceIDが不便なのでTouch ID(指紋認証)の搭載が切望されていましたが、今回は見送られました。
いつまでもマスクを付ける生活が続くかはわかりませんが、ユーザの期待を裏切ったことはまちがいまりません。iPad Air 4では電源スイッチに指紋センサーを内蔵されていたので、これをiPhoneにも搭載してほしかった。
まあスマホ中毒者以外は、パスコードを入力することで問題ないという考えなのかもしれません。
- イヤホンジャックなし
以前からイヤホンジャックの復活を切望していましたが、今回も華麗にスルーされました。もう半ばあきらめています。しかし有線イヤホンを直接接続したいといつも思っています。これは時代の流れというより、Appleの戦略なのでしょう。やれやれ。
MagSafe登場
今回iPhone本体にマグネットが内蔵されました。MagSafeという名称です。かつてMacBookのにMagSafeと呼ばれる電源コネクタがありましたが、懐かしい名前の復活です。ちょっと気になる機能です。
MacBookと同じように専用のワイヤレス充電器を使うと、Apple Watchのように磁石でピタッと固定して充電できます。確実に充電するにはいい仕組みです。
充電以外にもアイデア次第でおもしろいアクセサリーが出てくるかもしれません。期待大です。