新年度からひさしぶりに手帳を使っています。いろいろ検討して、4月始まりの「ほぼ日手帳 weeks」を選びました。使い始めて2か月ほど経ちました。ここで感想を書いておきます。
以前は、システム手帳や能率手帳、「超」整理手帳などいろいろな手帳を使っていましたが、ここ数年はスマホ+メモ帳で過ごしていたので、ひさしぶりのスケジュール帳でした。

ほぼ日手帳 2019 weeks spring ホワイトライン/ブラック 4月始まり ウィークリー TTE1901N370PT
- 出版社/メーカー: ほぼ日
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: オフィス用品
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「ほぼ日手帳 weeks」は長財布サイズで、「週間予定+メモ」が基本となる手帳になります。詳しくは下記の公式サイトを参照してください。なお「weeks MEGA」というメモページを大幅増強した製品もありますが、4月始まりにはラインナップされていませんでした。残念。
以下、気がついたことを書いていきます。
紙の選択は絶妙
ほぼ日手帳は「トモエリバー」という紙をウリにしています。手帳は軽くて薄いのが正義。紙の選択は絶妙です。
私は三菱鉛筆ジェットストリームというボールペン(0.5mm)を使っていますが、わずかに裏写りがありますが実用上問題ありません。最適な筆記具をさがす旅に出てもいいのですが、大きな不満がないのしばらくそのままジェットストリームを使おうと思います。
路線図は要らない
おまけに「路線図」が付いていましたが、細かすぎてまったく使う気になりません。すぐに引き出しに放り込み、そのままになっています。
私は鉄道好きなので路線図は歓迎したいのですが、今回のモノは細かすぎます。カズン用の大きなものあるようですが……。以前、巻末に路線図が付いているA5版能率手帳を使っていたことがありますが、あれはなかなかよかったです。
もうひとつクリアポケットがほしい
路線図を付録にするくらいなら、クリアポケットをもうひとつ追加してほしい。なかなか便利。裏表紙だけでなく表表紙にも貼り付けたいです。
weeks専用カバーも提供されていますが、軽くて薄いというメリットが損なわれそうなので、躊躇しています。カバーがないと収納ポケットが少ないのが難点。ちょっとしたメモや領収証などを一時的に保管しておくのに、クリアポケットは便利。ぜひ、もうひとつお願いします。
表紙はソフトとハードの2種類
ひとつ注意喚起をしておきます。表紙にソフトとハードの2種類あります。実物を見ないで通信販売で入手する人は要注意です。
商品紹介を注意深く読めばわかるようになっていますが、ややわかりにくいと思います。きっと開封して「あれ?」と思った人もいるのではないでしょうか。
私が買ったのはソフトタイプですが、好みがあるので購入時は注意してください。
元号表記がない
使い始めてからアレと思ったのは、元号表記がないことです。改元があった今年だけなのか、それとも、いつも元号表記がないのかわかりませんが不便です。
私は、元号がなくてもビジネスでは困らない環境を希望していますが、願いどおりにならないのが現実の社会。まだまだ元号は幅を利かせています。
おまけページに「満年齢早見表」があるので助かりますが、やはり基本ページに元号表記がほしいです。
デジタルとの棲み分け
最後にデジタル情報との棲み分けについても触れておきます。スケジュール管理は、長年にわたりGoogleカレンダーを利用しています。このGoogleカレンダーと手帳の予定表との棲み分けが難しい。
スケジュールが入ってくるのは、ほぼメールやウェブなどのデジタルデータなので、やはりGoogleカレンダーで管理するのが便利です。予定の変更もあっという間です。大きなディスプレイに週間スケジュールや月間スケジュール表示すれば、スケジュールを俯瞰するもの簡単です。
ただし、紙に書き写す作業をすることで、いろいろ見えてくることもあり、まったくのムダな作業ではありません。どの段階で手帳に転記するのか、またイベントが終わったあとに何を手帳に書き残すのかなど、いろいろ試行錯誤を重ねています。
「スマホだけでいいじゃん」という人も紙のスケジュール帳を併用してみると、思いがけない発見があるかもしれません。