退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

AbemaTV「ドラゴン堀江」が終了しました(全員不合格)

ホリエモン堀江貴文)が、3人の若手タレントとともにわずか半年で東大合格を目指すという、AbemaTVの受験企画番組「ドラゴン堀江」が、日曜日の東大前期試験の結果発表により終了しました。結局、「合格者なし」という結果に終わりましたが、なかなか面白かったです。

この類の受験企画は、タレントたちが合格する気配すら見せない場合も多いのですが、ホリエモンの他にTAWASHIがセンター試験足切りを突破して二次試験まで進み、ひょっとしたらと思わせてくれました。昨年のロンブー淳が青学を目指す謎の企画よりはずっとよかったです(汗)。

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参戦した若手タレントは、TAWASHI、オバンドー吉川、わちみなみの3人。東大に合格してタレントとしてブレイクしようという企画ですが、なかなか個性的な3人で楽しめました。とくに、紅一点のわちみなみがいいですね。ちょっと素の一面を見せてくれてよかったです。彼女はグラドルとしては結構売れているので、いまさら東大ブランドは要らないようにも思えましたが、「おっぱいの人」と言われるのが嫌だとのこと。なるほど。

わちみなみ ファースト写真集 わちゅらる

しかし、TAWASHI、オバンドー吉川、わちみなみの3人は、それぞれ早稲田大学立教大学明治大学の出身で立派な大学受験経験者。番組冒頭のオーディションでいかにも受かりそうな人たちを選ぶのは、ちょっとズルい気もしました。

番組名の「ドラゴン堀江」は「ドラゴン桜」のオマージュでしょうが、それならば底辺高校の生徒を鍛えて東大合格にまで導くというのが本筋ではないか。そんなことを思いました。まあさすがに漫画のようには行かないでしょうが……。

番組では、来年度に向けて続編の企画が話題に上がっていましたが、まずは成績開示制度を利用して、今回の受験がどれだけ惜しかったのかを検証してほしいものです。

東京大学(文科) (2019年版大学入試シリーズ)