退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

熊本市議会の赤ちゃん連れ議員は「時間泥棒」

熊本市の市議会で、11月22日、生後7カ月の乳児を連れた女性議員が出席を認められず、開会が40分遅れる「珍事」あった。

www.huffingtonpost.jp

この女性議員は「子育て世代の代表として、子どもと一緒に議会に参加して発言できる仕組みを整えるよう主張したかった」と話したというが大変な迷惑である。この無茶な行為のため40分も開会が遅れたというのだから、他の議員や市職員たちの貴重な時間が40分もムダになった。この行為は「時間泥棒」と言っても構わないだろう。

ルール違反をして他人の時間をムダにしてまでも、自分の主張だけは世間に知らしめたいとう態度はいかがなものだろうか。根回ししてルールを変えるように働きかけるのが普通の考え方ではないか。

市議会は市役所にあるらしい。熊本市役所に保育園や託児所があって議員が議会開催中に利用できる制度があってもいいとは個人的にも思う。しかし、いきなりルールを無視して議会に子どもを連れてきてもいいことにはならない。

この珍事は全国ニュースでも報道されて世間の耳目を集めた、こうしたニュースは決して女性のためにならない。「やっぱり結婚した女性を雇うの面倒だな」と考える経営者がいても不思議ではないからだ。

こういう珍事を起こす女性は時間泥棒して平気なのだろうか。これまでまともな組織で働いたことがないのだろうか。そんなことを思った。

Kumamoto-jo(Castle) / 熊本城(くまもとじょう)