退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コミック「ピアノの森」読了しました!

一色まことのコミック「ピアノの森」(全26巻)を読み終わりました。18年にわたる長期連載が遂に完結です。町はずれにある「ピアノの森」で育った少年カイが、交通事故で左手の自由を失ったかつての名ピアニストに見出されて才能を開花させていく物語です。

ピアノの森 1 (モーニングKC (1429))

ピアノの森 1 (モーニングKC (1429))

ピアノの森(26)<完> (モーニング KC)

ピアノの森(26)<完> (モーニング KC)

コミックは単行本が出揃ってからじっくり読むスタイルですが、「ピアノの森」は最終巻が出る前から読み始めて途中でペンディングになっていました。少し前から再開して、先日ようやく分厚い最終巻を読み終わりました。

前巻でカイがショパンコンクールで優勝したので、最終巻は後日談のはずなのに随分厚いなと思いながら読み始めました。

最終巻の表紙はネタバレの気もしますが、主人公のカイと、左手を治して復活した阿字野がコンサートで競演するという感動のエンディングです。曲目は、モーツアルト作曲の「2台のピアノのためのピアノ協奏曲 変ホ長調 K.365 (ピアノ協奏曲第10番)」。

ショパンコンクールが延々と続くなか、どうやって終わらせるのか気になっていましたが納得の大団円です。お疲れ様でした。

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