先週、「情勢に配慮」という理由でアニメ『暗殺教室』の第3話「カルマの時間放送休止されたが、30日深夜にはあっさりと放送された。
第3回の放送休止についてフジテレビの広報部は、「イスラム国」による日本人人質事件を受けて次のようにコメントしていた。
放送には登場人物がナイフを振り回すシーンが含まれており「事件が進行している中で、内容がふさわしくないと考えた」と説明している。今後の放送は未定という。
スポニチアネックス (2015-01-24)
さっそく録画した第3話「カルマの時間」を見てみた。たしかに生徒たちがナイフのトレーニングをしているシーンがあるが、どうということはない。放送を休止するほどのものには思えない。予告編でも問題のシーンがチラリも見ることができる。
人質事件が長期化するなか、先週は放送休止だったものが今週は放送できるのかという点についても説明がほしい。
先週、公式ホームページに次のような放送休止を伝える情報があった。
フジテレビにて本日(1月23日(金)25時20分から)放送予定の第3話につきましては、情勢に配慮し放送を見送らせて頂くことになりました。
何卒ご了承の程、宜しくお願い致します。
なお、今後の放送に関しては、公式ホームページなどでお知らせ致します。
「今後の放送に関しては、公式ホームページなどでお知らせ致します」とあるが、ホームページには今週放送するという案内もないし、放送できるようになった理由についても説明がない。アニメファンなんて適当に相手していればいいという、フジテレビの体質が透けて見える。
ただ放送を一回休んだことにより、このアニメが失速したことは否めない。実写版の公開も控えているのにつまらないことをしたものだ。
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