「ニューズウィーク日本版」(2010年 6/30号)に、「英語じゃなくて Glob・ish」というカバーストーリーがあった。グロービッシュ(Globish)とは語彙が少なく表現もシンプルなグローバル化に適応した簡易型英語である。これがデジタル時代の新たな世界共有言語となるという。
記事にはアメリカ映画とグロービッシュとの対比が2つほど載っているが、グロービッシュの方が多少稚拙な気がするが意思疎通には十分であろう。英語を英米文化と切り離しせるのだろうか、ということはいつも考えさせられる。
これは、以前Plain Englishと呼ばれた簡易英語が提唱された動きと似ている気もするが、それぞれどういった位置づけになるのだろうか。簡易英語として体系化されているのだろうか。
ちなみに記事の執筆者による「Globish」という題名の書籍もある。Kindleでサンプルをダウンロードしたのでとりあえず読んでみようと思う。
Globish: How the English Language became the World's Language
- 作者: Robert McCrum
- 出版社/メーカー: Viking
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: ペーパーバック
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