週末、量販店で気になっていたソニーの「VAIO X」に触ってきた。かなりいい。
たしかに「薄い」「軽い」。雑誌一冊分といった感じ。満員電車に耐えるだけの剛性はあるのかわからないが、持ってみた印象ではペナペナした感じはしない。
ディスプレイの解像度はWXGA(1366×768ドット)。縦方向の解像度が高いのは好印象。画面への映りこみはとくに気にならない。LEDバックライトらしい。
キーボードについては、キーピッチは十分だが、さすがにストロークは浅い。これは薄型化するためには仕方ないのだろう。ひとつ気になることがあった。パームレストの高さに対して、キーボートの位置が低いので、スペースキーを打鍵するときに、親指がパームレストの縁に干渉してしまうのだ。まあ、ちょっとタイピングしただけなので、慣れれば問題ないのかもしれないが。あと本体裏面に、デスクトップのキーボードと同じように、折りたたみ式の脚が付いていて、キーボードに角度を付けることができるといった配慮もあった。
インタフェースについては、薄型にもかかわらず、本体にVGA出力端子と有線LAN端子が設けられていて、専用のアダプタが不要なのは実用的。あとBluetoothアダプタの設定があるのも個人的には高得点。
以前、NEC「VersaPro UltraLite タイプVS」がいいなと書いたが、キーボード以外はVAIO Xがよさそう。CTOで、Bluetoothや英字配列キーボード、そしてSSDのサイズを選択できるのはうれしい。でも英字配列キーボードが高価なのはなぜだ。
競合機種はなかなか現れないだろうから、薄型・軽量という特長が気に入ったら迷わずポチれるかも。