退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

春のヘッドフォン祭2009


土曜日に中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭2009」に行ってきた。このイベントが定期的に開催されていたのは知っていたが、実際に訪れたのは始めたてだった。

3時過ぎに到着したが、会場は結構混雑していてヘッドフォンに関心のある人が多いのに驚いた。やはり今回の目玉は、日本初登場のゼンハイザー「HD 800」やULTRASONE「edition 8」であろうか。いずれも試聴するのに長蛇の列ができていた。

個人的には、高嶺の花で当面手が届かないハイエンドよりも、欲しいなと思っている商品に目が向いた。とくにCECのブースで、ヘッドホンアンプ「HD53N」、DAコンバーター「DA53N」、CDプレーヤー「CD3800」、そしてPCが相互接続されていて、いろいろな組合せで聞けたのがよかった。ヘッドフォン単体だと、量販店などで試聴できる機会もあるが、こうした組合せは貴重かと。

他にも、Benchmark「DAC1」やインターシティ「HD-1L」など、日頃気になっていた製品を中心に軽くチェックしてまわった。

ヘッドフォン中心のイベントだが、完実電気のコーナーの一角に、Monito Audioのスピーカー「PL300」、NuForceのセパレートアンプで構成される立派なオーディオコーナーがあった。総額数百万円だろうか。住宅事情の都合で、ヘッドフォンで音楽鑑賞する習慣が普及して、もっといろいろな製品が登場すればいいなと思うが、こうした本格的なオーディオを前にすると、「やっぱりオーディオはこれだよな」と思ってしまう。

この高級オーディオセットで、来場者が持参したCDをかけていたが、なかにアニソンをかけてもらっている勇者がいた。ある意味すごい。

会場の様子はこちらの動画でもどうぞ。