退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

魚柄仁之助『知恵のある・和の家・和の食・和の暮らし』

九州弁の文章に味があって思わず引き込まれます。イラストや写真が充実しているので、パラパラと眺めているだけでも楽しい本。

ただのノウハウ本に留まらずに、筆者のライフスタイルそのものが紹介されているので、最後まで興味深く読みました。とくに古い日本家屋をリフォームした住まいが個性的です。

「レシビを求めるな。感じろ」というメッセージが心に残りました。載っている料理の写真もすばらしく、料理のレパートリーを充実させたくなりました。

知恵のある・和の家・和の食・和の暮らし

知恵のある・和の家・和の食・和の暮らし