三日深夜に「朝まで必殺仕事人」という番組で、昔の必殺シリーズを3本放送していた。「必殺仕事人2009」放送記念。
『必殺仕掛人』は、1972年から1973年に放送された必殺シリーズの第1作で、既存の枠組みを越えて製作された重厚な時代劇でなかなか楽しめた。ハードボイルド。藤枝梅安(緒形拳)がすばらしい。この回には、西村左内(林与一)が登場しなかったのは残念。再放送希望。
『必殺仕事人V』は、現代社会の風刺やコメディリリーフがちょっと苦手だが、藤田まこと演じる中村主水はさすが魅力的だ。今回、西順之助(ひかる一平)の許婚を演じていたのが、灘陽子(現・森口瑤子)だと分かったのは収穫だった。かわいい。
新シリーズのプロモーションとして、もう少し時間を割いて過去のシリーズを振り返ってほしかった。沖雅也、中条きよしも見たかった。あと、お色気シーンも。