年末は家で「NHK紅白歌合戦」をちらちら観ていた。
いちばん印象に残ったのは、前川清「東京砂漠」だった。この歌が好きだということもあるが、バックコーラスが4人だったのが心に残った。もちろんこれは内山田洋が2006年に物故しているためだが、なんだかとても寂しく思えたのだ。
他は、Mr.Childrenが出場したのが目を惹いた。あと石川さゆり「天城越え」のバックにマーティ・フリードマンが登場したのはサプライズだった。
でもPerfumeやSPEEDにも期待していたが、とくに紅白ならではの見せ場もなく肩透かしをくらった気分だ。残念だった。
番組的には低調だったが、地デジの可能性は感じた。番組映像と同時に曲順リストを表示させて、進行状況を知ることができるなど、地デジならではの機能はなかなか便利だ。通常の番組でも、データ放送に力を入れれば、地デジの利便性を訴求できるのではないか、と紅白を見ながら思った。