いわゆる「片付け本」と思って手にとった。片付けのノウハウをまとめたものを期待したいたのだが、ちょっと違った…。
確かに、散らかった汚部屋から話しが始まるのだが、それを片づけるのではなく、新築マンションを購入して、転居するというから驚く。
しかも、マンションを選ぶのも即決…。転居後も高級輸入家具を買いまくるのは、すごいというか浮世離れしている。巻末に「なめ子の華麗なる新居」という写真が載っていて、お洒落な部屋をアピールしている。いまも「お洒落な」状態を保っているのだろうか。汚部屋の戻っていないか、他人事ながら気になる。
以前読んだ別の人の「片付け本」はイラストエッセイだったが、この本は写真が載っているので、汚部屋も生々しい。
女子学院出身だと聞いていたので、お嬢さまかと思ったら、意外と庶民派だったことがわかったので意外な印象を受けた。

- 作者: 辛酸なめ子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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