退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

フェルメール展@東京都美術館


先日、上野の東京都美術館で開催されている「フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」に行ってきた。上野公園はすっかり秋だった。

寡作で知られるフェルメールの絵画が、7点も展示会に集まるのは珍しいとのことだ。この展示会は、フェルメール(Johannes Vermeer)の作品を中心に、オランダ絵画界の最盛期を代表するデルフト派の絵画を集めたものである。

昨年「牛乳を注ぐ女」が国立新美術館(六本木)に来たが、今回展示されたフェルメール作品は、次の7点。

  1. マリアとマルタの家のキリスト (Wikipedia)
  2. ディアナとニンフたち (Wikipedia)
  3. 小路 (Wikipedia)
  4. ワイングラスを持つ娘 (Wikipedia)
  5. リュート調弦する女 (Wikipedia)
  6. ヴァージナルの前に座る若い女 (Wikipedia)
  7. 手紙を書く婦人と召使 (Wikipedia)

そのほかに、フェルメール作品の複製を壁一面に展示していたコーナーがあったが、やや無粋な印象を受けた。せめて一点ずつ解説を付けて、ゆったりと展示してほしいものだ。

会期終了が迫っているせいか、会場はやや混んでいた。いつも開催されてすぐに行こうと思うのだが、終了間近になってしまう。会期は14日まで。