退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

さよなら、新宿プラザ劇場


少し前に新宿プラザへ閉館のことを書いたが、最後の別れを告げるべく、特別上映『トップガン』を観に行った。入館時に記念クリアファイルをもらう。

シネコンが近くに開館してからは、あまり行かなくなったが、古くから洋画の大作が上映されていた思い出の映画館である。

定員1044人という大型劇場。昔ながらの赤い座席が、スロープに沿ってずらりと並んでいるのは壮観で、前方の広いステージが、かつての東宝洋画系の旗艦的劇場(ん、旗艦は日劇かも…)であったことをうかがわせる。ロビーからの階段を上がって、場内後方の入り口まで行ける建物のつくりにも趣がある。

ま、再開発後は「TOHOシネマズ新宿」とかになるのだろうけど、これも時代の流れかな。