退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ROCKIN'ON JAPAN: 特集「林檎の10年」

少し前の雑誌だが『ROCKIN'ON JAPAN』2008年7月号の特集「おめでとう!林檎の10年」を読んだ。

バイオグラフィーに沿ったロングインタビューがメイン。椎名林檎さんは、天才肌で物事を余り考えていないのではないかと思っていたけど、強いプロ意識を垣間見ることができ意外に思った。ま、10年もプロの世界の一線で活躍しているのだから当然か。写真も豊富。

インタビューのなかで、

加爾基 精液 栗ノ花』をいいって言ってくださる人って、すごく少ないので。そういう人がいっぱいいらっしゃったら、まあ、普通にやればいいんだなって思ったかもしれないけど

と、言っているが、その一因は当時CCCDで発売されたことかな。通常版で再リリースされたけれど、いまだに、iPodに入れていないので聞く機会が少ないからなぁ。

あと「ベスト盤は出しません」といっていたのに、B面集の『私と放電』はいいのかというところを、もう少しつっこんでほしかったかな。8cmCDがPCからイジェクトできなくなったと言っていたけど…。それでも「すべりだい」「眩暈」「リモートコントローラー」「時が暴走する」などのシングル収録曲がまとめて聞けるのはうれしい。