退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

副都心線に乗ってみた

遅ればせながら先日、「副都心線」に乗ってみた。渋谷から乗車し、池袋そして東武東上線に抜けるというコースだ。


西武百貨店の近辺で用事を済ましてから、地下に降りて副都心線の乗り場を目指す。JRの反対側になるので結構遠い。改札を通過してさらに進むと、3番線と4番線で階段が分かれる場所があった。どちらも池袋方面へのホームだが発車電車の表示がないので、どちらに降りていいのかわからない。とりあえず3番線と表示された階段を降りていくと、ようやくホームに到着した。地上から結構深い。


時刻表を見ると、どうやら4番線の電車に乗るとよいことがわかった。階段を昇降せずにホーム間の移動が可能だったのでほっとしたが、でも非常にわかりにくい。ふと柱の行先表示を見ると、森林公園、飯能と書いてある。分かっていることとはいえ、これには感慨を覚える。渋谷と埼玉の辺境が直通なんて…。

今回は目玉の急行に乗ってみた。さすがにスピードが出るし、乗り心地もすばらしい。チンケな大江戸線とは雲泥の差である。和光市あたりで電車は地上に出る。当たり前だが、車窓は郊外の風景だし、駅も東上線クオリティである。和光市以西では、この新型車両は、ちょっと不似合いだなと思いながら川越で下車した。