退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

音楽

長山洋子のアイドル時代のベストアルバム「ニューヨーコ・タイムス」を聞いてみた

今ではすっかり演歌歌手としての地歩を固めた長山洋子。そんな彼女が80年代後半にアイドルとして活動していたのを知っていますか。リアルタイムで知っているのはおっさん世代だけかも。ニューヨーコ タイムスアーティスト:長山洋子ビクターエンタテインメン…

柴田淳のカバーアルバム第2弾「おはこ」を聞いてみた

“しばじゅん”こと柴田淳のカバーアルバムの第2弾。「おはこ」(十八番)というタイトルは柴田淳自身のカラオケの十八番せ集めたらしい。カラオケでマイクを独り占めするしばじゅんを堪能できる一枚。おはこ (通常盤)アーティスト:柴田 淳出版社/メーカー: ビ…

最近、森口博子『GUNDAM SONG COVERS』をヘビロテで聞いてます

いつもiPhoneにアルバム4枚ほどダウンロードして外出先で聞いてます。最近、ヘビロテで聞いているのは森口博子の『GUNDAM SONG COVERS』というカバーアルバムです。「いい歳してガンダムかよ!」というツッコミはあえて甘受します。いつまでも心は少年でいた…

第70回(2019年)NHK紅白歌合戦:勝手にベスト3

今年は所用があり令和初の紅白歌合戦を生で見られませんでした。残念。そこで年が明けてから録画をテキトーに飛ばしながら見ました。さすがにじっと見ているには長すぎます。これからは視聴方法が効率がよいのかもしれません。以下、オレ的「勝手にベスト3…

上田知華版「さよならレイニー・ステーション」に遭遇

ふと上田知華の「パープル・モンスーン」を聞きたくなって、上田知華+KARYOBINのベスト・アルバムを聞いてみた。いまはなき三洋電機のCMソングだった。ゴールデン☆ベストアーティスト:上田知華+KARYOBINワーナーミュージックジャパンAmazon「パープル・モン…

戸川純「ヘリクツBOY」との再会

誰にも昔に聞き込んでいたが、いまは聞くことがなった楽曲があるだろう。そうした楽曲との再会する場はいろいろあるが、戸川純の「ヘリクツBOY」(1985年)との再会はちょっと変わっていた。好き好き大好きアーティスト:戸川純アルファレコードAmazon少し前の…

17歳の桜田淳子のライブアルバムがスゴい(Spotifyで聞けるよ)

週末、溜まっていた録画番組を見ているとBS12の「ザ・カセットテープ・ミュージック」でマキタスポーツが桜田淳子のライブアルバムを紹介していた。レコード針で有名な「ナガオカ」に企業訪問して、社内の超高級オーディオセットでアナログ音源を楽しむとい…

岡田有希子との再会

YouTubeのリコメンドに岡田有希子の動画が現れた。何だろうと思ったら、竹内まりやが提供した楽曲を集めた岡田有希子のコンピレーションアルバムのトレーラーだった。岡田有希子トレーラー公開!先月、NHKで放送された番組「竹内まりや Music&Life ~40年を…

「ゴールデン☆アイドル 森昌子」を聞いてみた

「ゴールデン☆アイドル」シリーズという企画ある。レコード会社の壁を越えて、70年代~80年代往年の女性アイドルのシングル曲を、オリジナルサイズの復刻ジャケット集とともにまとめたベスト盤である。このシリーズのなかに森昌子の名前を見つけた。「アイド…

Amazon Musicで「ガンダムシリーズ」主題歌・挿入歌一挙配信されています

アマゾンプライム会員になると自動的にAmazon Music聞き放題の特典がついてきます。Spotifyに比べると物足りないというのが率直な印象です。ただしAmazon Musicの名誉のために申し添えておくと、Amazonは、さらに課金されますが Amazon Music Unlimited とい…

Spotifyで聞くQlairのコンプリートアルバム

先日、深夜ラジオで流れていたQlairの「思い出のアルバム」という楽曲を聞いた。Qlairとは懐かしい。Qlairといえば、「瞳いっぱいの夏」だろうと思ったが選曲がしぶい。Qlairとは、1990年代前半に乙女塾からデビューした活躍した三人組のアイドルグループ。…

【読書感想】内田裕也 『俺は最低な奴さ』(白夜書房、2009年)

内田裕也のインタビュー本。内田は今年3月に亡くなっているので、他界する約10年前に出版された本になる。69余年に渡る半生を赤裸々に語っている。インタビューアーは近田春夫。内田裕也 俺は最低な奴さ作者: 内田裕也出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2009…

【映画感想】『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』(1969) / テンプターズ唯一の主演映画

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』(1969年、監督:内川清一郎)を鑑賞。ザ・テンプターズ唯一の主演映画。ショーケンは鳩を飼い、母親(新珠三千代)の再婚話に悩む高校生役…

小西真奈美のファーストアルバム「Here We Go」が想定外で驚いた件

小西真奈美のメジャーデビューアルバム「Here We Go」を聞きました。ハムスターのような顔がキュートな個人的に気になっている女優です。ジャケットを見て「あれ同姓同名の別の人?」と思いましたがご本人でした。Here We Go【通常盤】(CD)アーティスト: 小…

SpotifyがAppleを訴えた件で思ったこと

音楽ストリーミング配信サービスを提供するSpotifyが、Appleに対しEUの独占禁止法規制当局に訴えを起こした。訴えによれば、Appleが、Apple Musicと競合する他社を不当に扱っているという。Spotifyがスウェーデンの企業ということも「アメリカ vs. EU」の争…

【映画感想】『ボヘミアン・ラプソディ』(2018) / フレディ・マーキュリーの伝記映画

近くのシネコンで映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年、監督:ブライアン・シンガー)を鑑賞。ロックバンド「クイーン」のボーカリストのフレディ・マーキュリーの伝記映画。フレディを演じたラミ・マレックは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞してい…

畑中葉子の「ラブ・レター・フロム・ヨーコ」を聞いてみた(平尾昌晃の追悼アルバム)

畑中葉子デビュー40周年記念アルバム「ラブ・レター・フロム・ヨーコ」。ラブ・レター・フロム・ヨーコアーティスト:畑中葉子FUJIAmazon2017年に死去した恩師・平尾昌晃の追悼の趣もあるアルバム。1978年に平尾昌晃とのデュエット曲「カナダからの手紙」でデ…

AbemaTVでQueenの「ブダペスト1986」を観て感動した!

週末、AbemaTVでQueenのライブ映像が配信されました。1986年に8万人もの観衆を集めハンガリー・ブタペストで行われた歴史的ライブです。フレディ・マーキュリーの最後のツアーとしても知られています。おっさんホイホイの企画。見逃し配信でしばらく無料で公…

Spotifyで『星くず兄弟の伝説』と再会しました

音楽誌『レコード・コレクターズ』(2018年9月号)の特集「シティポップ アイドル/俳優編」を手元において、Spotifyで記事にある楽曲をさがしながら聞いていました。レコード・コレクターズ 2018年 9月号出版社/メーカー: ミュージック・マガジン発売日: 2018/…

第69回(2018年)NHK紅白歌合戦:勝手にベスト3

大晦日はダラダラとNHK紅白歌合戦を見ながら雑用をしていました。。平成最後の紅白歌合戦。今年は例年になく豊作で充実していたように思います。どこかでゴニョゴニョしても見たほうがいいですよ。以下、オレ的「勝手にベスト3」を挙げます(出演順)。 「…

YouTube Musicを早速試してみました

日本上陸したYouTube MusicをiPhoneで試してみました。無料版でも意外にいい感じです。YouTube MusicGoogle LLCミュージック無料当然、Googleアカウントと紐づけて利用するのですが、これまでのYouTubeの視聴履歴を分析しているのか、私の好みを知っていて驚…

「40th 石川ひとみアンソロジー」を聞いてみた

デビュー40周年を迎える石川ひとみの2枚組ベストアルバム。ジャケットはなかなかいいデザインです。Amazonのタイトルが間違っていますね(執筆時点)。MEMORIAL40~石川ひとみベストアーティスト:石川ひとみ発売日: 2018/03/21メディア: CD1978年のデビュー曲…

【映画感想】『ブロウアップ ヒデキ』(1975) / 1975年・西城秀樹の暑い夏

新文芸坐の《追悼・西城秀樹 ヒデキ、フォーエバー!》で、映画『ブロウアップ ヒデキ』(1975年、監督:田中康義)を鑑賞。ヒデキが20歳のときの作品。1975年夏のコンサートツアーのライブ映像を中心に構成された劇場公開映画。ブロウアップ ヒデキ 豪華版ア…

往年のアイドル・菊池桃子が参加した「ラ・ムー」との思いがけない再会

ラ・ムー(RA MU)は、1988年、菊池桃子が脱アイドル路線を模索し、彼女をボーカルに据えて結成されたバンドである。音楽的にはキーボーディストの松浦義和が中心だったという。当人たちはロックバンドを標榜していたが、菊池の歌唱はアイドル時代と変わらな…

雑誌「CDJournal」の表紙が上坂すみれだった。巻頭インタビューが相変わらず

雑誌「CDJournal」(2018年8月・9月合併号)の表紙が声優の上坂すみれだった。もっとコアな音楽雑誌だったと思っていたので意外に思った。いつの間にか隔月刊になっていたのにも驚いた。もうCDの時代ではないのかもしれないが。CDJournal2018年8月・9月合併号 …

悲劇のアイドルグループ、セイントフォーをSpotifyで見つけた

80年代のアイドルグループ、セイントフォーが今年復活した。テレビ朝日などの地上波の番組に出演したのを見て驚いた人も多いだろう。セイントフォー(聖なる4人!?)というグループ名のとおり、本来4人グループだが再始動したのは3人だったのはさみしい…

【読書感想】『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』(KADOKAWA、2018年)

昨年10月から始まった、「BS12 トゥエルビ」で放送されている音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週金曜深夜放送中)の書籍化。テレビ番組の書籍化なので、番組を知らない人は何の本だろうと思うかもしれません。芸人のマキタスポーツと、音楽…

「大杉久美子の現在」という記事が面白かった

雑誌「新潮45」の2018年5月号と6月号に、河崎三行氏が取材した「『アニソン四天王』大杉久美子の現在」という記事が載っていた。往年のアニソン歌手・大杉久美子が歌唱力を失っていたことにショックを受け、3年にわたり本人や関係者を取材してまとめたルポで…

作詞家・安井かずみを聞いてみた

録画したあったテレビ番組「昭和偉人伝」(BS朝日)で、ふたりの女性作詞家、岩谷時子(1916-2013)と安井かずみ(1939-1994)を取り上げた回を見た。番組を見て限り、ふたりは世代がちがい、あまり接点もないようだったので、ふたりまとめてではなく一人ずつ番…

Spotifyで聞く浜田朱里のベストアルバム

Spotifyで昔のアイドルの楽曲を物色していると、共有されているプレイリストのなかに浜田朱里の曲を見つけた。「GOLDEN☆BEST limited 浜田朱里 Single Collection」という、現役時に発表した11枚のシングルAB面すべてが収録されているベストアルバムが配信さ…