退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2016-02-24から1日間の記事一覧

【映画感想】『裸の島』(1960) / 新藤兼人による台詞のない実験的映画

シネマヴェーラ渋谷の《フィクションとドキュメンタリーのボーダーを超えて》という企画で、映画『裸の島』(1960年、監督:新藤兼人)を鑑賞する。瀬戸内海の孤島で力強く生きる貧しいひとつの家族を台詞無しで描く独立プロならではの実験的映画。裸の島 [DV…