退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【悲報】ニコニコ囲碁サークル、来月で終了です!

ニコニコ生放送で不定期(月一レギュラーの公式放送のはずだが…)で配信されている囲碁番組「ニコニコ囲碁サークル」が、先日の番組で来月の放送をもって終了だと発表されました。地味ながら楽しみに見ていた番組だったので残念。前の番組「Men's Knuckle カ…

都議会のセクハラヤジ騒動、その後。動画3つで振り返る

東京都議会本会議で一般質問に立ったみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)がセクハラのヤジを浴びせられた事件が炎上した。23日になってようやく、自民党の鈴木章浩­都議が自分がヤジを飛ばしたことを認めまて謝罪した。しかし週刊誌でも塩村都議の過…

図書館のセルフレジ化システムが破綻していた!

以前、「図書館がセルフレジ化していた!」という記事で図書館の新しい貸出システムを紹介した。これは予約図書を専用書架から自分で探して自動貸出機で貸出処理をするいうしくみである。最近、このシステムを導入した図書館に予約した資料を受け取りに行く…

【映画感想】『白い犬とワルツを』(2002) / 本当に犬と踊ってたよ!

新文芸坐の〈『未完。』刊行記念 第二回 仲代達矢映画祭〉で、映画『白い犬とワルツを』(2002年、監督:月野木隆)を鑑賞。テリー・ケイの小説(原題:To Dance with the White Dog)が原作。白い犬とワルツを [DVD]出版社/メーカー: アスミック発売日: 2002/…

【映画感想】『豪姫』(1992) / 宮沢りえが初々しいケド…

新文芸坐の〈『未完。』刊行記念 第二回 仲代達矢映画祭〉で、映画『豪姫』(1992年、監督:勅使河原宏)を鑑賞した。タイトルロールを演じるのは宮沢りえだが、仲代達矢が扮する古田織部が実質的な主役だろうか。それにしても誰がストーリーの軸なのかよくわ…

W杯:日本敗退、弱すぎてワロリン

2014年FIFAワールドカップブラジル大会で、日本代表は最終戦をコロンビアと戦い、1-4で敗れました。これにより日本はグループリーグC組で最下位が決まり、ブラジルを去ることになりました。FIFA公式アプリのニュースのヘッドラインは「コロンビア、余裕の勝…

量子コンピューターがそろそろ来そう

『日経コンピュータ』(2014年4月17日号)の特集「驚愕の量子コンピュータ」を面白く読んだ。メインはD-Wave System社の量子コンピューターを扱った記事で、量子ビットを用いて量子アニーリングを効率的に行うための実験装置で、従来のコンピューターでは計算…

【映画感想】『ボディガード牙』(1973)

シネマヴェーラ渋谷で映画『ボディガード牙』(1973年、監督:鷹森立一)を鑑賞。千葉真一特集「チバちゃん祭り!Sonny Chiba A Go Go!!」のなかの一本。またもやソフト化されていない模様。ボディガード・牙千葉真一Amazon梶原一騎、中城健による劇画を原作と…

都議会のセクハラヤジ騒動に思う

東京都議会本会議で一般質問に立ったみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)がセクハラのヤジを浴びせられた事件が炎上している。今回の騒動を見てちょっと考えてみた。 公然とは誰も擁護できないセクハラ発言 塩村都議は子育て支援についての質問を行…

【映画感想】『二・二六事件 脱出』(1962)

シネマヴェーラ渋谷で映画『二・二六事件 脱出』(1962年、監督:小林恒夫)を鑑賞。初見。千葉真一特集「チバちゃん祭り!Sonny Chiba A Go Go!!」のなかの一本。二・二六事件 脱出発売日: 2016/04/30メディア: Prime Video二・二六事件(1936年)の史実を基に…

東京宝塚劇場開場80周年記念特別展@日比谷図書文化館 〜日比谷に咲いたタカラヅカの華〜

日比谷図書文化館で開催中の東京宝塚劇場開場80周年記念特別展「日比谷に咲いたタカラヅカの華」を見てきました。1934年、日比谷の一角に日本第一級の大劇場、東京宝塚劇場が開場し、今年で80年を迎えました。その後、戦後のGHQの接収などの苦難を乗り越…

【読書感想】『高学歴女子の貧困』 / あなたは共感できますか?

本書は、3人の「高学歴女子」(ネット用語では女子ではなくBBAかも……)が自らの境遇と客観的なデータをもとに現実をあぶり出す、という本です。帯には「女は女というだけで貧乏になる――見えにくい実態を明らかに。」とあります。高学歴女子の貧困 女子は学歴…

【映画感想】『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』(2014)

1954年に公開されたシリーズ第一作『ゴジラ』。60年周年を記念して、最新技術で生まれ変わったデジタルリマスター版が劇場公開されていたので見てきました。どの映画館で見るか考えましたが、近くまで行く機会があったので、東宝の本拠地である日比谷のシャ…

宇多田ヒカル『First Love』リリース15周年

1999年にリリースされ記録的な大ヒットとなった宇多田ヒカルのアルバム『First Love』。ユニバーサル公式バイオグラフィーによれば出荷枚数990万枚とのこと。部屋に放置されていた雑誌「MUSIC MAGAZINE」(2014年5月号)に、この名盤をリリース15周年を機に振…

【読書感想】八木亜希子『その気持ちを伝えるために』

フジテレビの看板女子アナだった八木亜希子さんのキャリアをたどりながら、周りの人たちからの「言葉」から得られた決断と気付きを綴っていく本です。フジテレビ入社から、既に25年。みんな歳を取ったわけですが、さすがにお綺麗です。勝ち組オーラがまぶし…

W杯観戦のお供にFIFA Official Appをどうぞ!

国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ2014が始まりました。生活が乱れている人もいるようですが、4年に一度のお祭りなので存分に楽しみましょう。ワールドカップの情報を扱うサイトはたくさんありますが、やはり通の人はFIFA公式アプリで情報をゲットしま…

「キック・アス」2本立て

少し前に目黒シネマで「キック・アス」2本立てを上映してので見てきました。『キック・アス』(原題:Kick-Ass)と『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(原題: Kick-Ass 2)の2本。どちらもR15指定のヘンな映画です。 『キック・アス』(2010) ス…

【映画感想】『ピンポン』(2002) / 奇蹟のコミック実写化

映画『ピンポン』(2002年、監督:曽利文彦)を見ました。松本大洋の同名コミックの映画化です。宮藤官九郎が脚本を担当し、窪塚洋介が主人公のペコを演じています。ピンポン Blu-ray スペシャル・エディション出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: …

企画展「石の世界と宮沢賢治」@国立科学博物館

少し前になりますが、上野の国立科学博物館で企画展「石の世界と宮沢賢治」を見てきました。常設展示の料金で見学できます。6月15日まで。 「鉱物」と「宮沢賢治」とは、結びつかないと思われがちですが、賢治は盛岡高等農林学校で地学を学び、指導教官に母…

【映画感想】『Let's豪徳寺!』(1987) / 三田寛子主演のアイドル映画にとどまらない秀作

神保町シアターの「麗しき美少女伝説」という企画で、映画『Let's豪徳寺!』(1987年、監督:前田陽一)を鑑賞しました。「麗しき美少女伝説」のなかで、浅丘ルリ子、吉永小百合、浅丘ルリ子らに並んで、三田寛子や後藤久美子の名前があるのは妙な気がしました…

Mac mini (Late 2012)導入記 #06 光学ドライブ編 / 適当に選びましたが読み込み遅いです

Mac

現行のMac mini には光学ドライブがないので、CDのリッピングやDVDの鑑賞をするために、光学ドライブを用意しました。オートローディングのタイプは過去に痛い目を見ているので避けることにしましたが、他にはこだわりがないので量販店でデザイン重視で選び…

【読書感想】『キカイダー讃歌』 / キカイダー生誕25周年記念

少し前にニコ生で見た特撮テレビ番組『キカイダー 01』に触発されて、『キカイダー讃歌』(1997年刊)なる本を読んでみました。この本はキカイダー生誕25周年を記念して作られたもので、「キカイダー 01」と「人造人間キカイダー」でそれぞれ主役を演じた池田…

ラストデイズ「勝新太郎×オダギリジョー」

深夜、NHKで放送していたラストデイズ「勝新太郎×オダギリジョー」を偶然見た。うとうとしながらテレビを見ていたが目が醒めた。このシリーズは同じ志を持つ者が、時代を駆け抜けた偉人の足跡をたどるという企画であるらしい。なぜカツシンの足跡をたどるの…

【諫早湾干拓】水門開けても、開けなくても公金が支払わるテイタラク

1997年の鋼鉄の扉を約300枚を次々に落下させて堤防を閉めきった映像は、「ギロチン」と呼ばれるほど衝撃的だったので、いまでも覚えている人も多いだろう。しかしいまだに諫早湾の水門を開けろだの開けるなだと紛糾していることに驚いた。そして、ついに下の…

【映画感想】『アナと雪の女王』(2013) / 神田沙也加すげええ!

遅ればせながら、外圧に負けて記録的ヒットを更新中のディズニー・アニメ『アナと雪の女王』(2013年、監督:クリス・バック, ジェニファー・リー)を見てきました。まず字幕版か日本語吹替版のどちらにするか悩みましたが、またまた外圧に負けて日本語吹替版…

【読書感想】宮木あや子『校閲ガール』(KADOKAWA、2014年)

この本は、タイトルだけで選んだ覚えがあるが、積んどくされていた本をようやく読み始める。ラノベというカテゴリーに入るのは分からないが読みやすい。ファッション雑誌の編集を志望して総合出版社に入社した河野悦子(こうのえつこ)が配属されたのはなぜ…

東浩紀さんがニコ生ですごい放送してたよ!

今朝、Twitterをチェックすると、あずまんこと東浩紀さんが昨夜すごい生放送をしていた模様。夜の3時半からとか誰に向けて放送しているのか。「見逃したか。ちぇっ」と思ったら、しばらくタイムシフトでコメント付きの動画が見れるようなので、早速チェック…

WWDC 2014 を観て気になったこと

日本時間2日深夜にWWDC 2014のKeynote Speechがありました。公式ストリーミングはアップル製品のみで観れます。いままではiPhoneの小さな画面で観ていましたが、今回はMac miniのディスプレイで観ることができました。驚きの高画質です。しかし夜遅いので少…

Mac mini (Late 2012)導入記 #05 プリンタ編 / ブラザー製レーザープリンタが使えた!

Mac

いままでブラザー製レーザープリンタHL-5070DNという古いプリンタを何度かトナーカートリッジを交換しながら使い続けてきましたが、Mac導入時にコイツもお払い箱かなと覚悟していました。さすがにサポートされていないだろうと。しかし、なんとサポートされ…

【映画感想】『源氏物語 千年の謎』(2011) / 冒頭いきなり中谷美紀がバックから…

この映画では、『源氏物語』の作者である紫式部(中谷美紀)が、長女彰子を入内させた藤原道長(東山紀之)と男女関係にあり、道長が帝の関心を彰子に向けるために式部に『源氏物語』を執筆させる、という設定である。リアル世界の紫式部の「式部の物語」と…