退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

CATV利用世帯は、デジタル放送をアナログ受信機で受信可能に

読売新聞の記事によれば、「政府は、ケーブルテレビ(CATV)利用世帯を対象に、2011年7月の地上デジタル放送(地デジ)完全移行後も、アナログ放送を受信できるようにする措置を取る。」とのことだ。そろそろ政府も地デジの普及率の低さに焦ってき…

VAIO type P

連休中に、ソニーから発売された小型ノート「VAIO type P」を触ってきた。ジーンズのポケットに入れている写真は「釣り」だとしても、まあ質感があってモノとしてはなかなかいいと思った。実物大のカタログをもらってきた。まず、横方向のキーボードのサイズ…

江戸曲独楽すごかった

近くで落語公演会をやっていたので行ってきた。中入もある寄席の形式をとっているが木戸銭は破格の500円。収容人数500人ぐらいのホールが満員だった。色物は、新春特別公演にぴったりの三増紋之助師匠による江戸曲独楽。テレビでは見たことがあったが、生で…

S’moresておいしいの?

休暇中溜まっていた、テレビ番組「はやく起きた朝は…」のビデオを見ていたら、森尾由美がs’more (pl. s’mores)というお菓子を作っていた。アメリカでは一般的なお菓子だそうだ。Wikipedia で調べてみると、画像付きで下のような説明があった(Wikipedia)。 A …

『六月の蛇』(2002)

銀座シネパトスの「三十路オンナの知られざる愛と葛藤の日」という特集で、「六月の蛇」(2002年、塚本晋也)を鑑賞する。テーマに感情移入するのはムリだけど、モノクロームと雨の映像は印象的だった。最後に、雨中で黒沢あすかが絶叫するシーンは脱がなくて…

橘木俊詔『女女格差』

流行の「格差本」ではあるが、軽佻浮薄なお気楽本とはちがい、学者が統計データに基づいて粛々と論を展開していく。文書も硬めで分量もそれなりにある。娯楽性は乏しい。女性間の、結婚、職業、学歴、家族構成による格差について論じている。ま、事実を淡々…

東洋経済(2008 11/22):「アスース」の素顔

『週刊東洋経済』(2008年11月22日号)に、「アサース・テック・コンピュータ」(ASUSTek Computer)の紹介記事(p.94)が載っていた。UMPCの導入を検討しているので、目に留まった。PCのマザーボードで有名な会社であるが、最近では「EeePC」ブランドでNetbookと…

英検サンプルテスト結果が届いた

先月、立教大学で受験した英検サンプルテストの結果が届いた。このテストは英検受験者から無作為に抽出した母集団で実施され、結果は英検の試験問題作成のためのデータとして使われるらしい。去年受験した準1級レベルだ。結果通知には、筆記とリスニング別に…

プレイタイム

新宿のK’s cinema で「フレンチ・シネマで5週間」という企画で上映されていた「プレイタイム」(1967年、ジャック・タチ)を観てきた。全編が、空前のスケールのセットで撮影されたというのだから驚かされる。アパルトマンなどのセンスのよさには脱帽。タチの…

ベルリン・フィル、ネット配信サービス開始

以前書いたベルリン・フィルの演奏会を有料でネット配信するサービスが開始されていた。ベルリン・フィルの公式ホームページから”The Digital Concert Hall”に行くとアクセスできる。Tourでコンテンツの紹介をしているが、そのなかでユーザ利用環境を確認す…

ミュージックプレーヤーを使ってみた

iPodを持ち歩いているので、Nokia N82で音楽を聞く予定はないが、興味本位で標準アプリケーションの「ミュージックプレーヤー」を使ってみた。iTunesで管理しているアルバム2枚分のAACファイルを、PC Suite を使ってN82にコピー。”サウンドクリップ/デジタル…

NHKテレビ「話して聞きとる!ネイティブ発音塾」

新番組「3か月トピック英会話 話して聞きとる!ネイティブ発音塾」を見た。根本はるみが、あまりにふくよか(婉曲表現…)なのに驚いたが、アシスタントの外国人女性の体躯も負けていない…。斎藤兆史先生が小柄に見えた。この番組では、イギリス英語を規範とし…

HERO

テレビで映画「HERO」(2007年、鈴木雅之)が放送されていた。2007年邦画ナンバーワンヒットだったらしい。放送に先立ち新春特番としてTVシリーズの再放送もあった。TVシリーズのファンで設定を把握していたこともあり、なかなか楽しめた。TVシリーズが大ヒッ…

ペコちゃん/オーバーオール

まだ正月気分は抜けていないが、また鬱屈とした日常が戻ってきた。ペコちゃんも平服(?)のオーバーオール姿に。

SAPIO:「田中角栄」特集

雑誌「SAPIO」2008年12月17日号で「田中角栄は生きている」という特集を読んだ。特集は、なぜいま田中なのかというところから始まり、『日本列島改造論』にみる構想力、「官僚掌握術」、麻生首相との比較で説く「演説術」など、興味深く読んだ。SAPIO (サピ…

明治神宮参拝

近くまで来たので明治神宮に参拝してきた。そろそろ初詣のために設置したロープなどを片づけて始めていたが、まだまだ参拝客が多く、本殿前には行列ができていた。休暇明けということもあり、ネクタイ姿のサラリーマンの姿も多く見られた。経済状況は厳しさ…

散歩の達人 2008年12月号/富士そば・虎の巻

雑誌『散歩の達人』をパラパラめくっていると、「富士そば」特集が載っていた。 どの店でも同じメニューだと思ったら、実は各店ごとに個性があって独自メニューがある。その独自メニューには、人気薄であえなく販売中止になるものもあり、定番メニューに昇格…

朝まで必殺仕事人

三日深夜に「朝まで必殺仕事人」という番組で、昔の必殺シリーズを3本放送していた。「必殺仕事人2009」放送記念。 必殺仕掛人「おんな殺し」(第23回) 必殺仕事人V「主水、脅迫される」(第1回) 必殺仕事人V「主水、生体解剖に腰を抜かす」(第7回) 『必殺仕掛…

『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』(2006)

深夜テレビで「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」(2006年、深作健太)を観た。公開当時、渋谷に大きな看板が出ていたのを思い出した。ストーリーはめちゃめちゃだけど、全体としては思ったほど悪くなかった。ポイントは押させていたように思う。出演者と…

鳶がクルリと

「鳶がクルリと」(2005年、薗田賢次)を深夜のテレビで鑑賞する。まぁ、この映画は、たぶんレンタルすることもないし、映画館で見る機会もないだろうから、こうした機会でもないと見ることもなかっただろう。一期一会。エリートOLと鳶職の組合せが面白いが、…

コレリ大尉のマンドリン

テレビで「コレリ大尉のマンドリン」(2001年、ジョン・マッデン)を観た。第2次世界大戦時のギリシャ・ケファロニア島を舞台にするメロドラマ。主演のニコラス・ケイジは島に派遣されるイタリア軍将校。メロドラマは別にして、イタリア軍のヘタレぶりが際立っ…

「NHK紅白歌合戦」を見て

年末は家で「NHK紅白歌合戦」をちらちら観ていた。いちばん印象に残ったのは、前川清「東京砂漠」だった。この歌が好きだということもあるが、バックコーラスが4人だったのが心に残った。もちろんこれは内山田洋が2006年に物故しているためだが、なんだかと…