退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

練馬区立図書館システムで重大障害

練馬区立図書館のホームページに接続できないない状態が続いています。これまでもシステム更新などで計画的なサービス停止はありましたが、予期しない障害によりサービス停止を経験したことはありません。

少し調べてみると、4日に発生した日本電子計算が提供している自治体向けIaaS「Jip-Base」の障害に起因するようです。全国約50の自治体のウェブサイトや業務システムに障害が発生したとのこと。ストレージ装置のトラブルだという情報もあるが確かではない。

www.nikkei.com

この記事によると、住民票や印鑑登録証明など各種証明書に支障がでたり、人事給与システムにまで停止している自治体もあるようだ。図書館システムの停止とは比較できない、重大な影響が出ている。思ったより一大事のようだ。

障害の詳細は、いずれ雑誌「日経コンピュータ」の連載「動かないコンピュータ」に取り上げられるだろうが、この連載記事の障害が仕事や生活を直撃することもめずらしい。

今回の障害は区としても不測の事態なのだろうが、せめて図書館のホームページをアクセスすると障害情報が表示されるなど、積極的な情報提供はできないものだろうか。現状、サーバーがまったく応答しないだけだ。SNSでの発信だけでなくだけでなくもっとわかりやすい対応を期待したい。利用者は置いてきぼりだ。

とにかく一日もはやい復旧をお願いします。